リアス・アーク美術館

 

気仙沼市の中心部から南西2.5km、気仙沼湾を見下ろす丘陵地帯の一角にある「リアス・アーク美術館」は、宮城県の地域活性化対策事業として始まりました。様々な方が芸術文化に触れる機会の提供と創作活動や発表の場の提供を目的に、個性豊かな圏域文化を創造しようとする生涯学習施設です。
 美術をはじめとする芸術・文化を継続的に調査、研究することを基本方針とし、常設・企画事業を展開していますが、地域のアーカイブとして「東日本大震災の記録と津波の災害史」と題し記録資料等を常設展示しています。

 

開館時間・入場料等の情報はこちらをご覧ください。

駐車場から館内へ

 


車いす優先駐車場は1台分あります。
駐車場は美術館より高い所に設けられていますので美術館へは坂を下りて向かいます。

 

 

 

坂を下りていくと美術館の3階に到着します。通常は3階から階段を下りて2階の受付への移動になりますが、車いすなど階段が使えない場合は渡り廊下を通って3階入り口から入館します。

 


ここから渡り廊下で3階の入口へ

 

 

2階から見るとこのようになっています。

 

2階の入り口はこのようになっています。

 

3階入り口

3階入り口はボタン式の自動ドアですがドアは手前に開くタイプになっています。
ボタンは左側の壁にありますのでご注意ください。

 

リアス・アーク美術館
開き戸なのでボタンはドアからだいぶ離れています。

 

リアス・アーク美術館
なかなか見ることの少ない手前に開く自動ドアです。入口幅は90cmです。

ミュージアム2階

リアス・アークミュージアム2階には受付・展望室・ミュージアムショップ・多目的トイレ・常設展示等があります。

 

受付


3階から入室した場合はエレベーターで2階に下りて、まずこちらの受付にお越しください。
入館料はここで支払います。

 

展望室

 


2階の展望室に行くには右側のスロープ部分を通ります。
真ん中の仕切りにはインターフォンがあります。

 

 


すき間からは下の様子も見えます。思っていたよりも高くてびっくり!

 

ロッカー室


貸し出し用の車いす(3台)ベビーカー(2台)が常備されています。

 

ミュージアムショップ


ショップ内の移動も車いすでOKです。

 

常設展示

常設展示エリアも段差などはありません。

 


リアス地域の文化が紹介されています

1階常設展示 東日本大震災の記録と津波の災害史

東日本大震災による被害状況を記録・調査することにより、今後の防災・減災教育への活用、またリアス地域に起こった重要な歴史として後世に伝えていくことを目的に、約2年間の震災被害記録、調査活動の中で得た貴重な写真・収取物の中から「写真203点、被災物155点、歴史資料等137点」が展示されています。

 

 

 


写真にはその時の状況を伝えるメッセージが添えられています。

 

被災物の展示

ガレキとは呼ばず「被災物」と名付けられた生活の痕跡を残す数々の展示物があります。単なる展示だけではなく、展示物に添えられたメッセージからは人の生活が感じられ、人々の生活を奪った津波の被害の大きさを感じることができます。

 


大きな写真パネルと共に展示された被災物が圧倒的な力で迫ってきます。

 

 

 

 

 

 


明治三陸大津波の被害記録など過去の歴史資料も展示されています。

 

震災の時の状況、被災物の中に眠る人の生活を感じることができる貴重な施設です。
私(藤本)も震災の後に沿岸に伺った時の衝撃が思い起こされました。
多くの人に足を運んでいただき、後世に伝えていただきたいと思います。

ミュージアム3階(レストラン)

3階にはワークショップ・ハイビジョンギャラリー・レストランがあります。
訪問時はワークショップ・ハイビジョンギャラリーはお休みでした。

 

レストラン

3階の一番奥にあります

 


車いすのままで利用できます

 


ここからの眺めはとても良かったです。
訪問時は営業時間外でしたので次回はゆっくり食事をしたいと思います。

 


3階のコモンホール(貸しギャラリー)にはこちらのスロープで上ります。
少し傾斜が大きいのでご注意ください

多目的トイレ(2階)

多目的トイレは2階に1カ所あります。

 

 

 

 

 

 

一般の男性用トイレですが通路はとても広くなっています。

 

ベビーベッドもあります

地図